2019/06/28更新

日吉台光幼稚園の門やフェンスに美しいバラが咲く季節。
毎年この時期になると、年長さん(すみれ)がバラのパーティを計画します。
みんなでどんなことをやるか話し合い練習をし、
年中さん(もも)・年少さん(ひよこ)へ招待状を送ります。
前日のお帰りにはすみれの保護者にも、招待の言葉をくれました。

いよいよ本番を迎え、少し緊張気味の子どもたち。
「バラがさいた」のピアノ演奏と歌の中、すみれさんの代表が
ももさんとひよこさんをエスコートしながらバラのトンネルをくぐります。
いよいよショーのはじまりはじまり・・・

~ おはなし ~

妖精さんがダンスを踊っていると、ヒーローがやってきて、
パーティーをすることになりました。
妖精さんはバラのケーキ作りに大忙し。
そこへ、ケーキの香りを嗅ぎ付け、毒ヘビがやってきて、
妖精の羽の粉を奪い、妖精さんたちを凍らせて閉じ込めてしまいました。
飾りのバラを取りに行っていたヒーローは、帰ってくると
妖精さんがいないことに気づき、
毒ヘビから妖精さんたちを助けるために戦います。
毒ヘビの『毒攻撃』『にょろにょろ攻撃』『眠り攻撃』に対して、
ヒーローは『タツマキ攻撃』『爆弾攻撃』『剣の攻撃』で
妖精さんたちを救い出しました。
妖精の粉も無事戻り、喜んだ妖精さんと一緒に踊っていると、
毒ヘビが”さっきはごめんね…”と。
仲直りして、みんなで楽しく楽しくダンスを踊りました。



ももさん・ひよこさんも熱心に観ていて、すてきな感想をくれ ました。
全員で「おはながわらった」「ことりのうた」「いちごケーキ」を歌って、
最後にすみれさんが「かぜよふけふけ」を披露。
すみれさんらしく堂々と上手に歌うことができました!

続いて、「すみれさんの楽しいショーを見ていたお礼に」と、
先生方が珍しい楽器ですてきな演奏を聴かせてくれました。
最後には、すみれさん手作りの「バラのケーキ屋さん」の招待状と、
折り紙で作ったバラをももさんとひよこさんにプレゼント。

バラの木の妖精さんは、このパーティを窓の外から見てくれていたようで、
後日、妖精さんからお礼のお手紙と魔法の粉と、すみれさんにはカスタネットが届きました。
すみれさんは魔法の粉でバラ色のケーキを作り、みんなをもてなしました。
パーティは終わりましたが、すみれさんだけでなく、ももさん・ひよこさんも、
普段の遊びの中でこのショーを真似して楽しんでいます。
来年のバラの季節は、どんな楽しいパーティになるのか楽しみです。