2004/9/7更新

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絵本のページの5回目は幼児期にお勧めの絵本をご紹介いたします。


このお勧め絵本は【神奈川県子ども読書200選】神奈川県教育庁教育部義務教育課の「私が選んだ本100選」、「子どもに読ませたい本100選」幼稚園の部の中から15冊を抜粋してご紹介しています。
書名
著者
出版社
推薦の理由

そらいろのたね  どろぼう学校 てぶくろ
なかがわえりこ/文
おおむらゆりこ/絵
かこ さとし エヴゲーニイ・ラーチョフ/絵
田中潔/訳
福音館書店 偕成社 福音館書店
そらいろの「たね」ってどんな花をさかせるのかな?疑問を持ちながら読んでいました。 言葉の言い回しがとても楽しく、しぐさやとぼけた様子が子供に人気です。 最後がどうなるのかという期待感。やさしい内容で温かい雰囲気が伝わってきます。



そらまめくんのベット おおきなかぶ  おしいれのぼうけん
なかや みわ/さく・え A・トルストイ/再話
 内田莉沙子/訳
ふるた たるひ
福音館書店 福音館書店 童心社
登場する豆の気持ちが子どもに伝わり、友だちのかかわりの中でも優しい思いやりがもてるようになったようです。 ストーリーがわかりやすく、繰り返しの「うんとこどっこいしょ」が大好きです。 想像の世界が広がります。ねずみばあさんが出てくるすりる、負けないで立ち向かう友情がすてきです。



てぶくろを買いに こんとあき 100万回生きたねこ
新美南吉/作 高野玲子/画 林 明子/さく 佐野 洋子/作・絵
ポプラ社 福音館書店 講談社
きつねの親子の温かい愛情が読み手に伝わり、読み終わった後に心に優しさが残ります。 おもちゃを人間と同じように大事にすることを通して人間としての心の温かみを知る一冊です。 愛の詰まった絵本です。生きるということ、自分以外にいとしい存在があることを教えてくれる本です。



三匹のやぎのがらがらどん スイミー 11ぴきのねこ
マーシャ・プラン/え せたていじ/やく レオ・レオ二/作
 谷川俊太郎/訳
馬場 のぼる
偕成社 好学社 こぐま社
子どもたちの目が冒険心で輝きます。トロイの姿に驚き声も出ません。怖いと言って顔を覆うのに何故か大好きな作品です。 美しい色彩と斬新な色使い、子どもの目、耳を大いに刺激してくれます。 元気だけど失敗ばかりしているねこたちの楽しいお話です。劇遊びにもピッタリです。



エルマーのぼうけん ともだちや パパ お月様とって
ルース・スタイルス・ガネット/作 内田隣太郎/作 降矢なな/絵 エリック・カール/さく
もりひさし/やく
福音館書店 偕成社 偕成社
夢を与えてくれるお話です。
現実ではできない冒険をよく知っている動物たちと一緒に旅をしている感覚で味わえます。
子どもに、目に見えない心というものを考えるきっかけを与えてくれる本です。 空のお月様がとても身近に感じられるお話です。「お月様にさわりたいね」ってつぶやいていました。